スポーツマウスガード(MG)と共にパリ五輪
残暑去りがたく、ハンカチが手放せない日々が続いておりますが、皆様、お健やかにお過ごしでしょうか。
4年に一度の大舞台、開催国の一つとして沖縄で開催されているバスケットボールワールドカップ、盛り上がりましたね~。
日本は1次ラウンド敗退とはなりましたが、パリ五輪出場権のかかったベネズエラ戦、カーボ・ベルデ戦に勝利!
選手の熱い意志と躍動感には感動しました。
そんな中、スポーツマウスガード(MG)を使用している選手が何人かいた事に気が付いたでしょうか?
30~40年前にはボクシングや格闘技以外のスポーツにはなかった光景です。
現在、スポーツを取り巻く環境も大きく変わってきていますが、MGはスポーツ障害の安全対策としてコンタクト・スポーツおよびコリージョン・スポーツにはかかせない物になってきました。
歯を守るためだけじゃなく、口の周り(口唇・頬・舌)や顎関節も守ってくれます。
更に、スポーツによっては理想的な嚙み合わせをつくる事でパフォーマンスを向上させる事も可能となります。
今後、様々なスポーツでMGを着ける選手が増えることは予想され、当科でも、アイスホッケー、ラグビー、柔道等、MG製作希望で来院される方も多くなってきています。
スポーツに限った事ではなく、すべてに安全が優先されなければならない時代です。
楽しく、熱い気持ちでスポーツをするためにかかせないMG、パリ五輪でも活躍するでしょうね。
歯科口腔外科 石畝 亘
大生水野クリニック