皆さんこんにちは。理学療法士の遠藤です。

 

最近は寒くなってきて体が硬くなってくる時期だと思います。循環も悪くなってきますね…皆さん足攣りますか?

 

患者様から寝ている時に足が攣ってしまったとよく聞きます。

攣ってしまう原因はさまざまあり、水分不足疲労冷え筋力低下などなど。

高齢の方はトイレが近くなるから寝る前は水飲みたくないと聞くことがあります。確かにトイレの回数が増えて睡眠不足になる危険性もありますが、攣らないためにはコップ1杯の水を寝る前に飲むことをお勧めします

 

患者様に攣った時にどうしているかと聞くと「痛みが引くまで我慢している」と言われている方が多いです。

しかし、より早くおさめるためには筋肉を伸ばす必要があります

 

そこで今回は部位別に攣ってしまった時のストレッチ方法を紹介していきます。

特に多く聞かれるふくらはぎ、太ももの裏、すね、足の裏について紹介していきます。

 

まずはふくらはぎ。

攣っている筋肉は腓腹筋です。

攣ってしまった時のストレッチ一例です↓

腓腹筋ストレッチ

ふくらはぎの伸張感を感じながら行うようにしてください。

 

次に腿の裏です。

寝返りをうつときに攣る方が多くいらっしゃいます。

攣っている筋肉はハムストリングスです。

ストレッチはこちら↓

ハムストリングストレッチ

左右の膝が曲がらないように注意してください。余裕があれば頭を持ち上げるとより効果的です。

 

 

次はすねです。

攣っている筋肉は前脛骨筋で、足首を上に持ち上げる筋肉です。長く歩いた日などに攣りやすいです。

前脛骨筋ストレッチ

ストレッチが少し難しい筋肉です。足首を痛みのない範囲で下方向に伸ばしていきましょう。指も一緒に曲げてあげると効果的です。

 

 

最後は足の裏です。

偏平足なっている方は要注意です。指を曲げたり土踏まずを形成する筋肉になっています。

足底ストレッチ

指を上に持ち上げながら足首も上に曲げていきます。特に親指を意識して動かしましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?ストレッチの一例を紹介させていただきました。痛みを早く収めるためには攣っている筋肉を伸ばしてあげることが必要です。

攣らないこと一番いいですが、もし攣ってしまったら試してみてください。

 

リハビリ科 遠藤

 

大生水野クリニック