年の暮となりましたが、大生水野クリニックでは、現在新しい電子カルテを導入するという、一大プロジェクトが進行中です。12月下旬にも新しい電子カルテの運用が始まる予定です。クリニックでは、運用に向け、職員一同せっせと準備をしているといった状況です。もしかしたら、これからが1年の内、もっとも忙しくなってしまうのかもしれません。

 

 電子カルテとは名前の通り、パソコンでカルテを記載するものです。これまでの紙カルテと比べ、収納スペースが要らず、またサーバー上で情報を共有するため、どこのパソコンからでも、カルテ情報の読み書きが可能です。人がカルテを運ぶ手間がなく、大きな業務簡略化効果があります。そのため、医療現場ではここ10数年で急速に普及しました。医療現場に限らず、電子化の波は各方面でも急速に広がっているものと思います。いずれ教育の現場にも電子化がすすむのでしょうか?教科書もいずれ電子教科書といったものがでてくるような気がします。

デジタル(電子) VS  アナログ(紙)

 

”紙は人類最大の発明”

という言葉を以前どこかで聞いたことがあります。わかる気もします。先人達が獲得した知恵を、そのまま第3者に伝える事ができるのですから、偉大なものだなと思います。

また私個人としては、紙という存在は好きです。紙は電子にはない、個性や暖かみがみられると思います。

 例えば、付箋。その文字からは書いた人の人柄がにじむような気がします。忙しいときには文字も荒いです。ちなみに私の文字はディフォルトで汚く、いつでも忙しそうにみえます・・

 例えば、教科書。私の子供の頃の教科書は、ページの端っこにはパラパラ漫画の絵が必ず書かれていました。となりの子は色鉛筆でキレイに書き込みをしていました。1年も使うと、同じはずだった教科書は、その原型を留める事なくその子の形にかわっていきます。

 例えば、ノート。時にはちぎられ、手紙に早変わりしたりします。授業中、先生にばれないようにコソコソまわした手紙。あれはそうまでして早く伝えなければならない内容だったのか・・・今となっては謎です。

 紙には電子では表現する事のできない表現がある。なので私は紙は好きです。

 

 話が脱線しましたが、大生水野クリニックでは、現在、新電子カルテ導入にむけて準備が進んでおります。12月下旬に新電子カルテでの運用開始の予定となっております。慣れないシステムのため、運用開始当初は職員もマゴマゴしているかもしれませんが、温かく見守っていただけると幸いです。より良い診療を提供できればよいなと思っています。

 

  在宅診療  山本

大生水野クリニック