肩凝りに関係する『僧帽筋』とは?
みなさん、『僧帽筋』をご存知でしょうか?
テレビの健康番組でも取り上げられることも多いので、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
『僧帽筋』の名前から連想するとどこにある筋肉だと思いますか?
この名前の由来は「カトリック教会の一派であるカプチン会修道士のフードに見立てたことによる」との事です。※Wikipediaより引用
『僧帽筋』は首から肩・背中にかけてある大きな筋肉で、肩凝りの原因になりやすい筋肉です。
※ヒューマン・アナトミー・アトラス2021 より引用
肩凝りがひどくなると、頭が重くなったり背中が張ってきたりすることもあると思いますが、この『僧帽筋』が後頭部あたりから背中の方にまで広がっているので、僧帽筋が凝り固まると頭や背中にも影響がみられることが関係しています。
寒くなってくると無意識のうちに肩をすくめて縮こまろうとします。
このとき、僧帽筋は力が入っている状態(緊張状態)になり、この状態が長く続くと血行不良が起こり、僧帽筋が凝り固まってきます。
寒くなってくると余計に肩が凝りやすい方は、まずは無意識のうちに肩をすくめていないか確認してみましょう。
肩をすくめやすい方はゆっくり深呼吸をしてリラックスしてみてください。
また、保温することも大切です。
もちろん肩や背中まわりを温めることも大切ですが、足元が冷えていても全身的な血流不良が生じ、肩凝りに繋がってきますので足元もしっかり保温してみてください。
日に日に寒さが厳しくなってきていますが、保温しつつ適度に体を動かしながら肩こりを予防していきましょう♪
リハビリテーション科 大谷