こんにちは!本日はリハビリ室からお届けします。

日々、患者さんと関わるなかで「運動ってそんなに大事なの?」という質問をよくいただきます。

答えは、「はい、大事です!」これに尽きます。

ただ大事と言われてもなかなかピンとこない方も多いと思います。

今日はそんな「運動の効果」について、解説していきたいと思います。

 

運動が身体にもたらす5つの効果

1.筋力の維持・向上

運動といえばまず思い浮かぶのが筋力トレーニング。筋肉は使わないと年齢に関係なく落ちていきます。特に高齢になると、そのスピードは加速します。しかし、適度な運動を続けることで、筋肉はしっかり応えてくれます。

2.関節の柔軟性を保つ

ストレッチや軽い体操などの運動は、関節の動きをスムーズに保ってくれます。固くなる前に動かすことで、痛みや変形のリスクを軽減できます。

3.心肺機能の改善

ウォーキングや自転車などの有酸素運動は、心臓や肺の働きを強くしてくれます。血流も良くなり、身体全体に酸素が行き渡りやすくなることで、疲れにくい身体づくりができます。

4.代謝が上がり、太りにくくなる

運動をするとエネルギー消費が増え、基礎代謝も向上します。結果として脂肪が燃えやすく体重コントロールもしやすくなります。

5.骨を丈夫にする

骨も使うことで強くなります。特にウォーキングや軽いジャンプ運動などは、骨密度の維持に効果的。骨粗鬆症の予防にもつながります。

実は、心にも良い効果!

運動は身体だけではなく、心にも良い効果があります。

・ストレスホルモンの減少

・幸せホルモン(セロトニン)の分泌

・睡眠の質向上

・気分の落ち込みの予防

などなど、運動を習慣にすることで気持ちが前向きになり、うつ病の予防にもつながるとされています。

『継続は力なり!』

運動は継続がポイントです。1日で劇的に変わることはないかもしれませんが、続けることで少しずつ身体と心に変化が出てきます。

自分に合った運動を、無理なく続けることがベストです。

何事も楽しくいきましょう!

これからは暑くなってきますので水分補給も忘れずに!

大生水野クリニック