こんにちは。

今日は高血圧のお話を少し。

 

高血圧って治療が必要なのでしょうか?

血圧が高くても、特に症状がないので、放っておかれる方も以外と多いようです。

しかし、高血圧を治療しないでいると、脳梗塞脳出血心筋梗塞など重い病気を発症しやすい事が、これまでの統計でわかっています。

高血圧と診断されたら、かかりつけ医をみつけ、しっかり治療する事をおすすめします。

 

では、治療が必要な血圧っていくつからでしょうか。

特に持病がない方の場合、診察室での血圧が、上(収縮期)140 下(拡張期)90を超える方は、よく主治医の先生とご相談ください。

糖尿病や脳卒中、腎臓病を患っている方は要注意で、上130 下80を超えた時点で治療が必要です。主治医の先生とよくご相談しましょう。

 

ちなみに診察室と自宅では、血圧の値は違うといわれています。

診察室では緊張していたりして、自宅より少し血圧が高くでるようです。

5ぐらい血圧は高くでるといわれています。

自宅での血圧が上135 下85を超える場合はかかりつけ医にご相談しましょう。

 

血圧が高い場合、自宅でできる事をご紹介します。

①減塩食 塩分1日6g未満

②野菜・果物をよく摂り、動物性脂を控える

③肥満があれば、やせる

④1日30分程度の軽い運動

⑤お酒は飲みすぎない

⑥禁煙

できる事から取り組んでみましょう。

 

以上、簡単に高血圧治療の一般的なお話でした。

しかし、治療にはもちろん例外や個別に考えて治療するケースも多々ありますので、主治医の先生とよくご相談して治療していくのがよいでしょう。

もう11月となりました。

今年も残す事あと2か月です。

早いですね。

ではまた。

 

在宅診療 山本

大生水野クリニック