先日、院内でBLS研修を行いました。

 

BLSとは?

Basic Life Supportの略で、心肺停止または呼吸停止に対する一次救命措置のことです。

 

昨年もBLS研修のことをブログに掲載しましたが、やはりBLS研修は繰り返し行うことが重要です。

特にCPR(心肺蘇生法)は、頭で理解しているだけではなく、実際にやってみることも大切です。

と言っても、人の体で実際に行うことはできないので今回も訓練用の人形を用いて練習しました。

 

 

胸骨圧迫(心臓マッサージ)は絶え間なく行うことが大切です。

 

胸骨の下半分(わかりにくいときは乳頭の高さ)に手の付け根を当て肘を真っ直ぐ伸ばした状態で押します。
胸が5cm程沈むように行う必要があるので、手の力だけでなく体の反動を使って押します。
また、押したあとはしっかり元の位置まで胸が戻ることも重要です。

 

これを1分間あたり100~120回のテンポで胸骨圧迫を続けます。

 

実際にやってみると、肘が曲がって力が入らず胸が沈まなかったり、押したあとに胸から手が離れてしまい押す位置が定まらなかったり、疲れてテンポが遅くなってしまったりと、なかなか上手くできません。もちろん、繰り返し練習すれば力に自信がない方でもできるようになります。

 

いざ!というときに冷静に対応するためにも、何回も繰り返し練習することが大切ですね!

 

 

まだまだ厳しい暑さが続くと思いますが、体調にお気をつけてお過ごしください。

 

 

リハビリ科 大谷

 

大生水野クリニック