皆さんこんにちは!

理学療法士の大谷です。

 

本日、10月20日は「世界骨粗鬆症デー」に制定されています。

 

私たちの骨は、古い骨を壊して新しい骨を作るという“新陳代謝”を生涯繰り返します。

 

そのバランスが良いと骨量(骨密度)は一定に保たれるのですが、バランスが崩れてしまうと骨量が低下し、骨粗鬆症になります。

女性ホルモンが欠乏すると「骨吸収」「骨形成」のバランスが崩れやすくなり、閉経後の女性は特に注意が必要です。

 

骨粗鬆症を予防するためには、バランスの良い食事や日光浴、運動をするなど、みなさんもご存じかと思います。

 

ただ、運動と言っても「具体的に何をすればいいの?」と悩んでいる方も多いと思います。

 

骨を強くするためには骨に刺激を加えることが重要と言われています。

 

骨の長軸方向に刺激を加える必要があり、簡単に言うと重力に抗した運動が最適です。

 

水中ウォーキングよりも陸上でウォーキングする方が骨に重さがかかるので骨粗鬆症予防には効果的です。

また、ウォーキングする際に荷物を背負って行うとさらに骨に負荷がかかるので効果的です。

 

しかし、膝や股関節などの関節が悪い方には、重さがかかりすぎると関節に痛みが生じるので注意が必要です。

 

関節が元気な方は少し負荷のかかったウォーキングを、関節に自信がない方は無理のない範囲でのウォーキングを心掛けて、骨に刺激を与えていきましょう!

 

 

リハビリ科 大谷

大生水野クリニック