気が付けば1年間の折り返し月となる6月、そして、梅雨の雨を受けて咲く紫陽花も美しく見える6月、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

前回のブログは、クリニック待合室にあるミニ水族館につき書かせていただきましたが、確認していただけたでしょうか?
今回もクリニックのリラックスできる環境として私が作りあげた(患者さんに提供いただいた)秘密の場所をお教えします。

 

それは、歯科診療室から見える外の景色です。
歯科診療室の患者様に座っていただく椅子は窓側に面しており、晴天の日は鮮やかな青空が見える環境となっております。
そこで、少し目線を下げると、矢車菊が色鮮やかに咲いております。
実は、ある患者様より苗をいただき仕事が終わった後、暗闇で私が植えた植物です。
最近、花が咲いた事より「あの矢車菊きれいねー」と診察をしている患者様より言われる様になりました。
が、同時に初めて植物の名前が確認できました。
譲っていただいた植物が何者か知らなかったのです。

 

矢車菊はドイツの国花であり、上品で気高い花として貴族から親しまれていたそうです。
印象深い色鮮やかさに一瞬目を奪われる花でもあります。
歯科診療は、患者様にとって大きくストレスのかかる医療の一つでありますが、花や景色を見て、一時でもそのストレスが軽減されればと思っております。

 

今回は、患者様よりヒントをいただき偶然現れた癒し空間ですが、この様な積み重ねも環境作りとしてよいかなー・・・・・と考える今日この頃です。

 

歯科口腔外科  石畝 亘

大生水野クリニック