生活場面での関節の負荷は?
皆さんこんにちは!
2月の寒さから一転。いきなり温かくなってきましたね!
冬が苦手な私は喜んでいます!!
1月のブログの記事で「寒いと太りやすい?痩せやすい?」という記事を上げました。
詳しくは1月の記事を読んでみてくださいね!
今回のテーマは1月の記事に関連して日常場面の関節負荷と体重についてです。
関節の痛みには様々な要因が考えられます。
靭帯や半月板の損傷、関節リウマチ、感染性の関節炎や痛風、スポーツ外傷などなど。
しかし日本人には、変形性の関節炎が最も多いとされています。
この変形性の関節炎は、加齢性の変化(筋力の低下や骨粗鬆症など)や体重増加がその要因の一つと考えられます。
日常生活の場面において、股関節や膝関節には
平地歩行で体重の2~3倍、階段の昇り降りで6~7倍かかると報告されています。
これは体重が60kgの方であれば、普通の歩行で120~130kg、階段の昇り降りで360~420kgが関節にかかってくる事になります。
瞬間的な負荷でも、繰り返される動作で関節の変形は進行していくと考えられます。
体重が増えるほどこの関節への負荷も増加する為、関節を守る・痛みを減らすにはしっかりと体重のコントロールや食事管理は大事なんですね!
もちろんそれ以外にも柔軟性や筋力、動作中の姿勢も重要になってくるので当院ブログの記事やリハビリ室前の「3分チャージ」などにも健康に関する情報が載っていますので目を通してみてくださいね!!
既に関節に痛みや不安感がある方は、整形外科で相談してみてください。
ご自宅でもサポーターなどで関節周りの保護するようにしましょう。
また運動に関しても無理のない範囲で行ってください。自転車やプールウォーキングは関節にはGoodな運動ですね!
心地もよく、動きたくなる季節になってきたので
準備体操やストレッチをしっかり行い、怪我のない様に過ごしてくださいね!
大生水野クリニックリハビリ科 鈴木