皆さんこんにちは。

大生水野クリニックリハビリテーション科、理学療法士の鈴木です。

4月よりクリニックに移動となりました。3か月経ちますが、まだまだ慣れない事ばかりでご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします!

 

突然ですが、姿勢のチェックをしてみましょう!

方法はたった一つ!

壁に背中をつけて立ってみてください。

頭の先からかかとまでしっかり壁にくっつきますか?

これはストレートネックをチェックする簡単な方法です。

一番は頭-背中-おしり-かかとが付いているのが理想です!

もし頭が付かない場合、

意識すれば簡単に付く場合は軽度のストレートネック

頑張れば付く場合は中等度のストレートネック

全く付かない場合は重度のストレートネックとなります。

 

コロナ禍となり、まだまだテレワークやオンラインでの会議は続く事でしょう。

そこで今回はそんなパソコン操作時の「姿勢の変化」についてお話させてください!

 

パソコンを操作している時、一生懸命になるあまり姿勢なんて気にしてないですよね。

私ものめりこむとイラストのような姿勢になっている事が多いです。笑

しかしだからこそ気を付けて頂きたいのです!!!

 

 

頭部の重さは体重の約10%。体重が60Kgの方であれば6㎏です。さらに頭が2㎝前に出ると2倍、4㎝前に出ると5倍の負荷が掛かるとされています。

本来、首は前側に緩やかなカーブをしていて、クッションの役割をしています。

頭が前に突き出た姿勢はカーブが失われクッション性が失われ、首や肩回りの筋肉で支える事になります。また頭は全身のバランスも崩してしまうため、頭痛肩こりめまい手や腕の痺れだけでなく、腰痛膝の痛みにも繋がりってしまいます。

6~7Kgの重さが何倍にもなって首や肩にかかってくると思うと、恐ろしいですよね…。

 

首の負担を軽減するデスクワーク時の正しい姿勢のポイントをまとめました!

  • 画面は目線の位置にする。うつむき加減を減らしましょう。
  • 椅子に深く腰かけて、骨盤を立たせる。
  • 背筋を伸ばす。体は首の土台です。しっかり安定させましょう!
  • こまめに休憩を入れる。慣れていないと正しい姿勢で作業するのは正直大変です。また集中していると姿勢の変化に気づきにくい為、こまめに立ち上がったり、ストレッチをするなどして休憩を入れる事で体への負担は軽減されます。

私もこまめに意識するように心がけています!皆さんも是非意識して変えていきましょう♪

すでに頭痛や肩や背中の痛みが見られている方は、症状が悪化する前に整形外科への受診をご検討ください。

 

そろそろ梅雨明け!季節の変わり目!東京オリンピックも間もなくです!

体調管理に気を付けて、テレビから応援しましょう!!

 

 

リハビリテーション科 鈴木

大生水野クリニック