こんにちは!

理学療法士の大谷です。

 

 

タイトルにもありましたが、“ハムストリング”はどこだかわかりますか?

そもそもハムストリングは何だと思いますか?

 

ハムストリングとは筋肉の名前です。

 

そしてハムストリングは腰痛や膝の痛みとも関わりの深い筋肉です。

 

正解はここです。

ヒューマン・アナトミー・アトラス2021 より引用

 

太ももの裏の筋肉です。

 

お尻の付け根の坐骨というところから膝裏までの長い筋肉です。

 

ハムストリングとは3つの筋肉の総称で、内側に半腱様筋・半膜様筋、外側に大腿二頭筋となっています。

 

膝を曲げるときや股関節を後ろに反らすときに働く筋肉です。

 

走るときに活躍する筋肉であり、陸上短距離選手やサッカー選手などがよく肉離れを起こす筋肉でもあります。

 

 

この筋肉が硬くなっていると、骨盤が後傾してしまい、腰痛を引き起こしやすくなります。

 

また、膝もしっかり伸びにくくなり、関節に負担が生じ、痛みに繋がりやすくなります。

 

膝を伸ばして前屈したときに、床に手がつかない人はハムストリングが硬くなっている可能性が高いです。

 

このような方は小まめにハムストリングのストレッチを行うようにしましょう。

 

座ったままで簡単にできます!

 

ポイントは、腰を丸めないように前屈することです。股関節から曲げるようにしましょう。

気持ちいいくらいのところまで伸ばしましょう。

 

このストレッチは座りながらできるので、テレビを見ながらでも読書の合間にでも仕事の合間にもできます。

 

ストレッチで重要なことは1回の時間を長くやるよりも、小まめに行うことです。

 

1回に10分やるよりも、1分を10回やることを頭に入れ、時間があるときに小まめに行うようにしてみてください。

 

 

もちろん、ハムストリングが柔らかくなれば必ず腰痛や膝の痛みが治るわけではないので、痛みが強いときは整形外科を受診してください。

 

 

 

リハビリテーション科 大谷

 

大生水野クリニック